ガーネットという名前はラテン語の「種子・種のような」を意味する言葉が由来だといわれています。その名の通り生命力・情熱・実りを象徴する、歴史上最も古い宝石のひとつで、魔よけのお守りとして大切にされていました。古代ギリシャやローマでは、「血」を連想させるその色あいから、怪我を防ぐ護符として兵士達が身に着けていたそうです。
ガーネットは別名「勝利の石」。忍耐力と精神力を養い、困難や障害に負けず、前向きに乗り越えられるよう力を貸してくれます。これまでの努力を実らせて、勝利へと導いてくれるでしょう。
また、この石が象徴する「実り」は恋愛面においても有効です。古来より友愛や絆の証としてガーネットを贈ったと伝えられています。結婚18周年の記念石もガーネット。「変わらない愛・一途な愛・貞節」という意味を込めて贈るそうです。赤という色は情熱や刺激を表しています。目標に向かって頑張る気持ちや、初めてのときめき、強く願った想いなどを呼び起こさせ、持つ人に幸運と達成を与えてくれるでしょう。